塾に通う生徒に、漫画や小説等の本を読む習慣をつけてもらいたいと
「ドラゴンボール」や「ワンピース」などの漫画を宿題に持たせたりしてみたが
なかなか自発的に漫画や小説等の本を読めるようにはならない
宿題だと読んでこれないという生徒も多いので
漫画や小説を読む授業を新たに始めてみた
現在の週4日、1回1時間の授業にプラスして
30分間、漫画や小説を読む授業
最初は漫画を読むことに集中出来なかった生徒も読めるようになってきてはいるが
それでも読めない生徒がいる
塾を始める前は、まさか漫画を読むことにハードルがあるとは思わなかったが
思った以上にそのハードルは高いようだ
そして、漫画を集中して読むことが出来るチカラ=学力
と言っても過言でないほど、漫画を読むときの集中力と定期テストでの結果には
深い関係があるように感じる。
学年順位が高い生徒は漫画も小説も集中して読める
学年順位が真ん中くらいの生徒は漫画は集中して読めるが小説を読むことは難しい
学年順位が低い生徒は漫画も小説も集中して読むことは難しい
塾での勉強をしている生徒の中で上記3つに当てはまらない生徒はいない
もちろん漫画や小説を読めても学校の勉強をしなければ
テストで良い点を取ることは出来ない
だが、漫画や小説が好きでよく読む生徒が勉強をすればテストの点は間違いなく上がる
逆に漫画も小説も読むことが難しい生徒が勉強をしてもテストでの高い点数は望めない
勉強をする上で、最も大事なことは
文章を読んで何が書いてあるのかを理解する力であると確信している
小・中・高、で12年間もの間、学校の授業を受けるのであれば
このチカラが必要不可欠になる
このチカラの弱い生徒は授業の内容を理解できていない場合が多い
勉強が苦手な生徒については学校の教科の勉強で学力を上げるよりも
漫画を読んで学力を上げる方が遥かに効率的なのかもしれない
まだ始めたばかりの「漫画を読む授業」だが、かなりの手ごたえを感じている
漫画や小説を読むことが習慣となった時の学力の変化がとても楽しみだ。
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