お陰様で開塾したての橋本塾にも生徒が通ってきてくれて一年間を通して生徒の学力向上に向き合う貴重な経験を積ませていただきました。
開塾当初に考えていた学力向上の勉強法がなかなか思い通りに生徒の成績アップに結び付かず、難しさを感じながらも試行錯誤を繰り返す一年間となりました。
勉強したくない生徒に勉強法を教えても効果が薄いのは明白で、勉強を教えるよりも前にやらなければならないことが沢山あるなと感じました。
そこで勉強や勉強法を教える授業から勉強に前向きに取り組むことが出来るようなるための授業に変えました。
具体的に言うと開業当初の通常授業では、数学はテスト形式の問題を解かせて理解できない箇所は正答を順を追ってわかりやすく説明し、暗記系の科目であれば問題の解答をあらかじめ見せた上で同じ問題を繰り返しテストするという方法をメインに行っていました。
本番の定期テストを行うときと同じようにテスト形式で問題文を読んで解答することを繰り返し行う勉強法です。
問題の答えが自力では解らなくても、答え合わせ時に丁寧に説明を行うので聞いていれば理解できると思うのですが・・・
説明を聞くことが出来ない生徒やテスト形式の問題に取り組めない生徒がいました。
このやり方では学力の向上が望めない生徒が多くいたので授業方針を変えることにしました。
学校のテストの点を上げるための授業
↓
頭を使って考えることを楽しめるようにするための授業
脳の神経細胞に刺激を入れて脳細胞が活性化&増えるような授業を行う必要性を感じたのです。
学校で学ぶ勉強内容では、なかなか興味を持ってもらえないので迷路やパズルやボードゲーム等を頭を使って遊ぶ時間を設けました。
もちろん学校で学ぶ教科も勉強しますが、頭を使って考えることを重視したので内容は結構変わりました。
数学は完全に予習のみ(新しい考え方を理解する)
英語は学校の教科書とは関係なく長文読解のみ
暗記系の科目は定期テスト対策時のみ
遊ぶ時間を入れると50分の授業時間では足りないので授業時間を1時間30分に伸ばしました。
頭を使って考える時間を出来るだけ増やすことを念頭に置いて行う授業には手ごたえを感じています。
脳の神経細胞の数を増やしていくことを考えると、成績アップには時間がかかるかもしれませんが、理解力や思考力を上げていくことで学校の授業もしっかりと聞けるようになればいいなと考えています。
2年目の橋本塾は
学校でしっかりと知識を学べるようになるために
塾で頭を良くする
これで行きたいと思います!
今年度もよろしくお願いいたします。
塾長 橋本
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